2004年06月24日(木) 10時08分
三菱自と販売会社提訴 ブレーキ利かず精神的苦痛(共同通信)
三菱自動車の欠陥車を運転中、何度もブレーキが利かなくなり精神的苦痛を受けたとして、大阪府美原町の女性が24日、同社と販売会社に慰謝料など165万円を求める訴訟を大阪地裁堺支部に起こした。
訴状などによると、女性は1997年3月に「三菱レグナムVR4」を同府内の三菱系販売会社で購入。同年5月から98年2月にかけて、ブレーキを奥まで踏み込んでも全く作動しないなどの故障が相次いだ。
修理しても故障が続いたのは、ブレーキシステムの欠陥と指摘。三菱側が「リコール隠し」をしたため、女性が事故の危険にさらされたとしている。
女性は98年4月に車と引き換えに購入代金全額の返還を受けた。三菱自は2001年11月、国にこの車種のリコールを届けた。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040624-00000061-kyodo-soci