2004年06月24日(木) 01時14分

最近の死亡３件を調査　三菱ふそう、火災３件も（共同通信）

　この日２度目の記者会見で質問に答える三菱自動車の橋本光夫・開発本部統括部長（手前）＝２３日午後８時４８分、国交省 　 　三菱ふそうトラック・バスは２３日記者会見し、今月１４日以降、同社製車両が絡む事故で警察から実況見分立ち会いを求められたケースが６件あり、うち３件で運転手３人が死亡、１人が骨折していたことを明らかにした。同社は６件が欠陥に起因するかどうかを調べている。
　三菱自動車もこの日、後部トランクのドア部分の欠陥で１１人がけがをしたと発表した。
　三菱ふそうが調査する死亡事故３件は、６月１４日の香川県坂出市の瀬戸中央自動車道、１８日の広島市の山陽自動車道、２１日の愛知県豊橋市内。広島では三菱ふそうの大型トラックに同社の大型トラックが追突、１台が約２キロ暴走した。
　残り３件は長野、愛媛、佐賀の車両火災で、けが人はなかった。
　三菱ふそうによると、愛知のトラックはフロントハブとクラッチ系統のリコール対象車。同社が香川と愛知の事故を調べたところ、ブレーキやクラッチに異常はなかったという。（共同通信）

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040624-00000008-kyodo-soci