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三菱ふそうトラック・バスの欠陥隠し問題で、同社がリコールかそれに準じる措置を国に届け出る予定の47件の欠陥のうち、既にリコールを届け出たか、今年10月末までに届け出るめどが立ったのは15件にとどまり、約7割、32件の欠陥のリコールは大幅に遅れることが23日、分かった。
同社が記者会見で明らかにした。
死亡事故も起きた大型車の「クラッチハウジング」のリコールについては開始から1カ月が過ぎたが、対象約7万5000台のうち80台(0.1%)しか対策が済んでいないという。同社は対策の遅れについて「商用車は営業の合間を縫って点検しなければならない特殊事情がある」(塩沢秀幸常務)と釈明したが、事故は一般車や歩行者を巻き込む可能性もある。放置してきた欠陥の是正が後手に回っており、再び強い批判を招きそうだ。
(06/24 00:23)