2004年06月24日(木) 01時35分
最新護衛艦のマスト傾く、溶接ミスでポールに亀裂(読売新聞)
海上自衛隊の最新鋭護衛艦「おおなみ」(4650トン)のマスト最上部に、溶接ミスから亀裂が入り、建造した三菱重工業(東京都港区)が修理していたことが23日、分かった。
海自によると、同艦の乗員が今月1日、マストのポールが傾いているのを見つけ、調べたところ、最上部から下に約2・6メートルの部分の溶接個所に、長さ約15センチ、幅約8センチの亀裂が入っていた。海自から通報を受けた同社がポールを交換した。
三菱重工業は「溶接の加工部分の不具合で亀裂が生じ、すぐに修理した」と話している。
おおなみは、最新鋭のヘリ搭載護衛艦「たかなみ」型の2番艦。約640億円で建造され、昨年3月、同社から防衛庁に引き渡された。(読売新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040623-00000513-yom-soci