2004年06月23日(水) 11時38分
公取、ソフマップに注意 チラシに虚偽内容記載(共同通信)
新聞の折り込みチラシに、販売するパソコンの性能とは異なった内容を記載した行為が、景品表示法違反(優良誤認)につながる恐れがあるとして、公正取引委員会は23日までにデジタル関連商品販売大手の「ソフマップ」(東京)に注意をした。
公取委によると、ソフマップは3月、名古屋市の「ソフマップギガストア名古屋駅ナカ店」の開店セールの際に、販売するパソコンのハードディスクの容量が実際は40ギガバイトなのに60ギガバイトとチラシに記載した。
10日間のセール期間中、このパソコンセットを10万5000円(税込み)で販売。セール開始から5日後、店側が間違いに気付き、店内に内容を訂正する表示を出したほか、接客の際に口頭で説明した。購入した約40人の客にハードディスク容量の無料増設などをした。
公取委は「ケアレスミスによる記載とみられるため、注意より厳しい警告などの措置は取らなかった」としている。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040623-00000090-kyodo-bus_all