悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。
また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。
昨年末に米国で牛海綿状脳症(BSE)が発生して以来、ブッシュ政権が採ってきた対策について米国の七つの市民団体は22日、「成績をつけると、かろうじてD(5段階評価の上から4番目)」との評価を発表した。団体の一つ、食品安全センターのキンブレル代表は「深刻な問題を解決するために宿題をする時だ、というのが大統領へのメッセージだ」としている。
独自に選んだ10項目について政府の対策を採点し、総合点をつけた。「民間の自主検査を認める」「自らが定めた規則に従う」の2項目が不可のF。カンザス州の食肉会社の自主検査申請を拒否したことと、テキサス州でBSE感染の可能性がある牛を検査せずに処分したことを、それぞれの判断理由に挙げた。
「すべての病的な牛が食用や動物のえさに供給されないようにする」がB、「全国的な牛の身元確認制度の実行」がC。「生後20カ月以上のすべての牛の検査」など他の6項目はDとした。
(06/23 12:50)