2004年06月23日(水) 02時59分
公取、ソフマップに注意 広告内容と違うパソコン販売(産経新聞)
広告内容と性能が違うパソコンを販売した行為が、景品表示法違反(優良誤認)につながるおそれがあるとして、デジタル関連商品販売大手の「ソフマップ」(東京都千代田区)が、公正取引委員会から注意を受けたことが二十二日、分かった。
関係者によると、ソフマップは今年三月に名古屋市の「名古屋駅ナカ店」の開店セールで販売したパソコンセットのパソコンの記録容量が実際は四十ギガバイトなのに、新聞の折り込みチラシに一・五倍の「六十ギガバイト」と記載。
実際の商品が広告内容と異なることを顧客に説明しないまま、約十日間にわたって販売した。
パソコンセットは、パソコン本体にプリンターやデジタルカメラなどを組み合わせ、十万五千円(税込み)で販売。チラシでは「オープン記念! メチャ得セット 百セット限定」と目玉商品の一つとして宣伝されていた。
公取委は、パソコンセットを購入した複数の顧客の苦情を受けて調査に着手、今月中旬に注意に踏み切った。(産経新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040623-00000021-san-soci