2004年06月22日(火) 15時36分
三菱車 火災 5年で61件(産経新聞)
国交省報告高速道で爆発事故も
平成十一年度から昨年度までの五年間で、自動車ユーザーらから国土交通省に寄せられた三菱自動車、三菱ふそうトラック・バスの車両火災の情報が六十一件に上ることが二十二日、同省のまとめで分かった。
民主党の長妻昭・衆院議員の質問主意書に答えた。
政府の答弁書によると、ユーザーからの火災発生情報の主な内容は、十一年八−九月にシャリオグランディスが高速道路を走行中にエンジン部が爆発、炎上したほか、十二年五月、走行中のパジェロのエンジンルームから出火した。
最近では昨年一月にミニキャブバンが暖機運転時、エンジンキー差し込み口付近から出火、今年二月には三菱ふそうのトラックが走行中、キャビン後部から火が出た。
今月三日にも神戸市内で走行中の同社製トラックが炎上する事故があったが、このトラックはリコールの対象外だった。
情報の受け付け年度別では十三年度が二十件、十二年度が十九件と多かった。この五年で、メーカー全体でのユーザーからの火災情報件数は不明という。(産経新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040622-00000023-san-soci