2004年06月22日(火) 12時06分
融資詐欺で4億円賠償命令 エンジェルファンド事件(共同通信)
投資仲介会社「エンジェルファンドネットワークコーポレーション(AFN)」(破産宣告)による詐欺事件をめぐり、被害に遭った個人投資家約340人が光本雅彦・元AFN統括責任者(40)=詐欺罪で有罪確定、服役中=に被害額の一部賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁の浅香紀久雄裁判長は22日、請求通り4億1700万円の支払いを命じた。
光本元責任者が口頭弁論に出廷せず争わなかったため、事実関係などを認めたと判断した。
原告らは、AFNが1997年以降、高利益をうたってベンチャー企業への融資仲介を装い、原告投資家から計41億円余りをだまし取ったと主張していた。
投資家側はAFN元幹部6人と関連2社を相手に提訴し、昨年1月、一部で和解が成立した。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040622-00000082-kyodo-soci