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中古車買い取りのアップルは中古車マーケットの緊急調査を開始。一部に三菱車に値崩れが起きていることが分かった。車種別の価格下落幅など、詳細なデータを収集中で、近く結果を買い取りに反映させる見通し。
ガリバーを展開するガリバーインターナショナルも「下落傾向が出ている。注意深く市場の動きを調べている」と、何らかの対応を検討中だ。
別の都内の中古車販売業者はより厳しい見方。「新しい年式でも買い渋りが広がっている。われわれもあえて三菱車を買う必要はない。手放したいと思っている人には申し訳ないが…」と本音を漏らす。
在庫を抱える業者にとって、値崩れが進めば損が膨らみ、経営の致命傷になりかねない状況だ。
一方、現時点で新車購入の際の下取りには、それほど影響が出ていないもよう。三菱自とは別の大手自動車メーカー販売会社によれば、三菱車の下取りの査定基準を変えていないという。
下取り価格の維持で、三菱車からの買い替えを促進する狙いもあるもようだが、今後の見通しについて販売担当者は「中古市場で三菱車の流通が滞ってくると、今のままの下取りは難しくなるかもしれない」と指摘している。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/kei/20040619/mng_____kei_____003.shtml