2004年06月18日(金) 14時33分
10代のネットユーザーは怒りっぽい!?(japan.internet.com)
参考記事 にもあるように、15歳以下の少年少女の場合、インターネットでのコミュニケーションで怒りを感じることが多いようだ。これは、少年少女特有の現象だろうか。
インターネットコム株式会社 と
株式会社インフォプラント が行った、インターネットを使ったコミュニケーションに関するユーザー意識調査によると、ネットのコミュニケーションで怒りを感じたことはない、と回答したユーザーは全体の約50%(149人)だったが、年代別内訳で見ると10代がもっとも少なかった。
また、深刻ないさかいを起こしたことがないと答えたユーザー86%(257人)でも、10代は35人ともっとも少なかった。
やはり10代では、他の年代より怒りを感じたり、深刻ないさかいに発展することが多いようだ。
調査対象は、全国の10代〜60代のインターネットユーザー300人で、10代、20代、30代、40代、50代、60代の各50人ずつ。全体の男女別構成比は、男性43%、女性57%。
インターネットを使う際に利用しているツールは、全体300人では、「Web ブラウザ」247人、「メール」(メーリングリスト以外)214人、「掲示板」170人、「メーリングリスト」77人、「チャット」59人、「インスタントメッセンジャー」5人という結果になった。
他人と深刻ないさかいを起こした際に使っていたツールは、全体300人では「掲示板」がトップで105人、次いで「メール」44人、「チャット」31人、「インスタントメッセンジャー」23人。
いさかいの原因になったと思われている「掲示板」の利用者数を年代別集計で見ると、10代では28人、20代では35人、30代では39人、40代では30人、50代では20人、60代では18人で、10代より20代、30代、40代のほうがよく使っているようだ。
一方、全体300人で怒りを感じたことはないと回答したユーザーは約50%(149人)、その内訳は、10代19人、20代24人、30代21人、40代19人、50代32人、60代34人。深刻ないさかいを起こしたことがないと答えたユーザーは86%(257人)、その内訳は、10代35人、20代44人、30代40人、40代44人、50代48人、60代46人。
掲示板の利用者数の高低にかかわらず、年齢が進むにつれて感情も抑制され、深刻ないさかいには発展しない、ということだろうか。(
調査協力:
株式会社インフォプラント )
デイリーリサーチバックナンバー、コラム、セミナー情報等はこちらから
http://japan.internet.com/
デイリーリサーチ有料詳細データ申込はこちら
http://japan.internet.com/jupiter/top.html (japan.internet.com)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040618-00000012-inet-sci