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18日午前2時30分ごろ、愛媛県伊予市上三谷の県道で、同県宇和島市の運送会社が所有する三菱自動車工業(現三菱ふそうトラック・バス)製の大型トラックが走行中に出火。火は通報で駆けつけた消防車によって約30分後に消し止められたが、運転席など車体前部が焼けた。運転手は逃げてけがはなかった。
伊予署の調べでは、焼けたのは90年製造の「ザ・グレート」(積載量10.5トン)。運転手は「クラッチが焼けるようなにおいがした後、数キロ走ったところで、バーンという大きな音がした」と話している。車を止めて見たところ、左前部から火が出ていたという。トラックは岡山県倉敷市で豚の飼料を積み、宇和島市に戻る途中だった。
同型車種は、今年3月と4月にフロントとリア・ハブの不具合から相次いでリコールが届け出られた。三菱ふそうは「今回の出火は、リコール対象部品が原因とは考えにくい」と話している。同社は社員を現地に派遣して原因を詳しく調査する。
運送会社によると、トラックは5月末の車検でクラッチを修理したが、その後も不具合が直らず、岡山で修理をしたばかりだった。(06/18 11:21)