2004年06月18日(金) 13時10分

＜三菱製トラック＞走行中に出火　愛媛・伊予（毎日新聞）

　１８日午前２時半ごろ、愛媛県伊予市上三谷の県道を走行中の、同県宇和島市丸之内の運送会社「宮本廻送店」の三菱自動車製１０．５トントラック＝横浜登運転手（３０）＝から出火、トラック前部のエンジンや左前輪部周辺を半焼した。横浜さんにけがはなかった。三菱自から分社した三菱ふそうトラック・バスによると、この車種の前輪ハブがリコール（回収・無償修理）対象になっており、このトラックは０２年７月に部品を交換していたという。

　同県警伊予署の調べでは、横浜さんは「何かが焼けたようなにおいがして、エンジン付近からカタカタと音が聞こえた。車から降りると、既に出火していて、まもなくバーンと大きな音がして炎上した」と話している。異常に気付いてから出火するまで４、５キロ走ったという。トラックは岡山県倉敷市から宇和島市に向け、豚の餌に使うトウモロコシの粉（約１２トン）を運んでいた。

　宮本廻送店によると、トラックは９０年製で、今年５月下旬に車検を受けたばかり。【伊藤伸之輔】

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　三菱ふそうトラック・バス社は「既に原因調査のためスクランブルチームを現地に派遣した。現時点では事故の詳しい状況は分からない」とコメントした。（毎日新聞）

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040618-00001054-mai-soci