2004年06月18日(金) 13時25分
長野のトラック出火はハブ欠陥?1万9千台緊急点検へ(読売新聞)
長野県飯田市の中央道で今月15日夜、三菱ふそうトラック・バス(本社・東京都港区)製の10トントラックの後輪から出火、積み荷の一部などを焼いた事故で、同社は18日、リコール(回収、無償交換)届け出を表明した車軸周辺部品「ハブ」の欠陥で出火した可能性が高いとして、この部品を装着している1990—98年製の大型車「ザ・グレート」「スーパーグレート」計約1万9000台を対象に、緊急点検を行うと発表した。
この部品を巡っては、94年3月から全国で26件の不具合が発生、13件の車両火災を引き起こしていたが、同社ではリコール届け出を怠り、欠陥を隠し続けてきた。今月14日には一連の欠陥隠しを認め、リコール届け出を表明したが、問題のハブは、対策品を用意するまで4か月近くかかるとして事実上、欠陥を放置していた。(読売新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040618-00000204-yom-soci