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三菱自動車が乗用車でも26件のリコール(無償回収・修理)案件を隠していた問題で、同社は16日、欠陥が原因で過去に事故が起きていないかを再調査する考えを明らかにした。2日にリコール隠しを公表した際、岡崎洋一郎会長は「01年以降の3年間にこれらの欠陥が原因と見られる事故は起きていない」と説明したが、欠陥はいずれも90年代に生じており、徹底的な洗い直しが必要と判断した。
26件の不具合は、遅くとも93年5月から97年7月に生じているが、当時の連絡書は本社ではすでに廃棄されている。系列販売店には保管されている可能性があり、今後は販売店にも協力を求めて再調査するという。
また、同社は26件約15万6000台のうち、10件5万837台のリコールを18日に国土交通省に届け出ることも明らかにした。
主な車種と想定される欠陥は、96年式「ランサー」「ミラージュ」1534台(潤滑油が足りず、エンジンが焼き付く)▽94年式「ミニカ」「ミニカトッポ」2万342台(エンジンがかからなくなる)——など。(06/16 21:41)