2004年06月16日(水) 10時27分
ネット仲介業も規制対象へ 動物愛護法改正で環境省(共同通信)
インターネットなどを通じたペットの通信販売トラブルが増加しているため、環境省は16日、飼育施設を持たない「ネット仲介業者」も動物取扱業者として、動物愛護管理法の規制対象に加える方向で検討を始めた。
悪質業者の横行を防ぐため、動物取扱業者への罰則も強化する考え。同日の「動物の愛護管理のあり方検討会」を経て、今後の法改正作業に反映させる。
現行法では、飼育・保管施設を持ったペットショップやブリーダーが規制の対象。だが近年、施設を持たない業者がネットなどで売買を仲介する際のトラブルが増加、法の網をかける必要性が指摘されている。
販売業者だけでなく、輸送中の衰弱やペット美容業者の周辺への迷惑などの問題もあり、輸送業や美容業も動物取扱業として規制対象に加えることを検討している。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040616-00000033-kyodo-soci