2004年06月15日(火) 22時20分
「週刊ポスト」記事で命危い状況に、イラク運動家提訴(読売新聞)
フランス在住のイラク民主化運動指導者、アブドル・アミール・アル・リカービ氏が、「週刊ポスト」の事実無根の記事で名誉を傷つけられたとして、発行元の小学館に1000万円の損害賠償とインターネットのホームページ上に掲載されている同じ記事の削除などを求める訴訟を15日、東京地裁に起こした。
問題となったのは今年2月6日号の記事。フランスに亡命中のリカービ氏が昨年12月に来日し、小泉首相と会談した際、イラク南部のサマワ一帯を支配する部族長として、自衛隊の安全を保証した見返りに、巨額の資金提供を約束されたと報じた。
同氏は、記事がカタール国営通信でも引用され、自分や家族が命を狙われかねない状態になったと主張している。
週刊ポスト編集部の話「訴状が届いていないのでコメントできない」(読売新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040615-00000414-yom-soci