2004年06月15日(火) 21時03分
「Opera」の販売権、ライブドアに移行と正式発表(ITmediaニュース)
ライブドアは6月15日、Webブラウザ「Opera」日本語版の国内販売権が、トランスウエアから同社に移行したことを表明するノルウェーOpera Softwareの声明文を発表した。また同日、トランスウエアが販売したOpera製品のユーザーの個人情報は引き継がないことも明らかにした。
ライブドアは5月12日、Operaの国内独占販売権を取得したと発表、日本語版新バージョンの発売も明らかにしていた。これに対し、従来Opera製品を国内販売してきたトランスウエアは「国内販売契約の解除と、Opera−ライブドア間で独占販売契約が結ばれた旨の正式通知を書面で受けていない」と反論していた。
声明文によると、Opera Softwareとライブドアとの独占販売契約はの締結は、トランスウエアからの発案で始まったという。トランスウエア主導のもと、3社で緊密な協議を経て現在に至ったとしている。
トランスウエアが販売したOpera製品のユーザー情報は、ライブドアは引き継がない。テクニカルサポートも引き継がないが、「Opera 7」のユーザーなら、ライブドアで新たにユーザー登録し直せばライブドアのサポート対象になるとしている。
「Opera 6.x」のユーザーへのサポートは、国内では行なわず、Opera Softwareで対応する。日本語によるサポートを希望するOpera 6.xユーザーは、Opera 7.5にアップグレードしてライブドアにユーザー登録をし直す必要がある。
Opera 6.xからOpera 7.5へのアップグレードは無償で可能。アップグレードプログラムは、Opera 7.5発売と同時にWebサイトで公開される。発売日は未定。価格は1575円(税込み)。
発表について、トランスウエアは「ノーコメント」としている。
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