2004年06月14日(月) 23時02分

裁判官の過失認めた判決確定＝接見交通権で国側敗訴−最高裁（時事通信）

　拘置中の容疑者に文書を渡そうとした弁護士が、裁判官に文書授受を拒まれたのは憲法で保障された接見交通権の妨害だとして、国に慰謝料を求めた訴訟で、最高裁第１小法廷（島田仁郎裁判長）は１４日までに、懲罰的賠償を求めた弁護士側の上告を退ける決定をした。裁判官の過失を認め、国に３０万円の賠償を命じた２審判決が確定した。　（時事通信）

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040614-00000979-jij-soci