2004年06月12日(土) 00時00分
ネット利用のモラル指導を 県教委が通知(朝日新聞・)
長崎県佐世保市の小学校で起きた事件を受け、県教委は9日付で、インターネットの利用について児童生徒にモラルの指導を徹底するよう通知を出した。
通知は、公立の小、中学校計411校と、県立高校など57校あて。指導上の留意点として、プライバシーを侵害したり、他人を傷つけたりしないよう細心の注意をはらうことや、文科省が作成したガイドを参考にするなどして学校内の指導体制を見直すよう求めている。また保護者に対して、インターネットの利用は、児童生徒にとって好ましくない面もあることを啓発するとしている。
県教委学校教育課によると、県内の公立全校で2年前からインターネット接続の環境が整っている。ただし、パソコンは県教育研修センターのホームページ「教育ネットひむか」を通じて外部と接続する方法をとっているため、有害な情報は見られない仕組みになっているという。
同課では「有害情報は学校内では規制されていても、外部では閲覧が可能。インターネットの利用上のルールやプライバシーの問題など、改めてモラル指導の徹底をお願いした」としている。
(6/12)
http://mytown.asahi.com/miyazaki/news02.asp?kiji=3410
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