2004年06月11日(金) 18時59分
電子商取引市場が拡大、消費者・企業間とも過去最高に(読売新聞)
経済産業省などが11日発表したインターネットを使った電子商取引の調査によると、2003年の消費者向けの市場規模は前年比約65%増の4兆4240億円、企業間の電子商取引も約67%増の77兆4320億円と大幅に拡大し、いずれも過去最高を更新したことが分かった。
消費者向けでは、ブロードバンド(高速大容量通信)の普及を背景に、書籍やCDなどの販売、金融サービスの利用などが大きく伸びた。また、地方の中小企業が遠隔地の消費者向けの物品販売に活用する例も増えている。企業間のネット取引では、メーカーが部品や備品を調達したり、建設業者が入札を行ったりする取引が広がっているのが特徴だ。
調査開始の1998年当時の2003年の市場規模の予測は、消費者向けが3兆円、企業間取引も68兆円だったが、いずれも予想を大幅に上回るスピードで利用が増加している。(読売新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040611-00000011-yom-bus_all