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三菱自動車製の大型車のクラッチ系統の欠陥について、国土交通省は10日、リコール(無償回収・修理)の必要性を認識しながら届け出ず、違法なヤミ改修をしていたとして、三菱自を道路運送車両法が定める過料処分にする方針を固めた。近く東京地裁に通知する。
同社はクラッチ系統の欠陥を96年に認識しており、過料は20万円以下になる。同社はほかにも92年〜04年までに計96件の不具合があり、うち9件でヤミ改修を実施したことを認めており、リコールに該当する案件についてはすべて処分対象にする方針だ。
過料は98年11月に100万円以下に引き上げられ、三菱自のクレーム隠しを受けた03年1月の改正道路運送車両法施行で、行政罰だった過料が刑事罰の罰金になり、法人に対しては2億円以下と定められた。
三菱自は00年にも4件800台のヤミ改修で400万円の過料処分になっている。
(06/11 06:07)