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三菱自動車と三菱ふそうトラック・バスで大量のリコール（無償回収・修理）案件が放置されていた問題で、両社は１１日、来週から不具合の調査やリコールについて、進捗（しんちょく）状況を定期的に公表することを決め、国土交通省に伝えた。同省は「メーカーが自ら車の欠陥を調査・公表するリコール制度の趣旨を理解し、安全確保に向けた行動をとることが必要だ」としている。
三菱自は不具合９２件を隠し、うちリコールに該当する２６件で違法なヤミ改修をしていた。三菱ふそうはリコール案件を含め９４件の不具合を隠していたことが明らかになっている。両社は現在、これらの欠陥について対象車の特定作業、安全対策などを進めており、定期報告でその進展状況を公表する。
(06/11 21:00)