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韓国で廃棄予定の大根を材料にしたギョーザが広く流通していたことがわかり、厚生労働省は11日までに、03年1月以降に韓国産ギョーザを輸入している国内業者に対し、問題の製品を扱った韓国の11社からの輸入の有無などを調べて報告するよう、各都道府県を通じて通知した。11日夜までには、輸入された事実は確認されていないが、輸入手続きを一時的に停止するよう各検疫所にも指示している。
韓国では警察当局が6日、たくあん業者から廃棄予定の大根の切れ端などを仕入れてギョーザの具を製造していたとして、食品会社などを食品衛生法違反容疑で摘発。03年以降、この材料を使って11社がギョーザを製造したことが分かり、騒ぎが広がっている。
厚労省は、問題のギョーザの輸入がされていれば、商品回収を指示するとともに、輸入禁止措置をとる方針だ。
厚労省によると、03年の冷凍ギョーザの輸入量は計2907件、1万2824トン。うち9割超を中国産が占め、韓国産は90件、864トン(約7%)だった。04年は8日までに49件、437トンが輸入されている。
(06/11 20:54)