2004年06月11日(金) 14時00分
埼玉りそな行員、取引先情報を紛失…飲酒し帰宅中に(読売新聞)
りそなグループの埼玉りそな銀行(本店・さいたま市)は11日、埼玉県日高市の日高支店の男性行員(38)が、424の取引先(個人414、法人10)の個人情報資料が入ったかばんを紛失したと発表した。
埼玉りそなによると、紛失したのは渉外担当の行員で、今月4日夜、翌週の業務予定を作成するため、顧客の氏名、住所、電話番号、普通預金残高、住宅ローンの借入残高などが記載された資料をコピーするなどして私用かばんに入れ、帰宅途中に紛失した。
この行員は、同僚とJR武蔵浦和駅(さいたま市)付近の飲食店で酒を飲んだ後、紛失したという。
埼玉りそなでは、行員が個人情報を持ち帰ることを禁止しており、該当する顧客に説明のうえ謝罪している。11日朝の時点で、個人情報の不正使用は確認されていないという。
会見した中島喜勝副社長は「このような事態を招き、深くおわび申し上げる。顧客情報管理を徹底したい」と謝罪した。(読売新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040611-00000204-yom-soci