2004年06月10日(木) 19時32分
シャープ、イオン向け液晶テレビの販売差し止めを請求(impress Watch)
シャープ株式会社は7日、台湾の東元電機(TECO、TecoElectric&Machinery)の日本法人に対し、液晶テレビの生産・販売差し止めなどを求める仮処分申請を東京地裁に申し立てた。パネル部に特許侵害を発見したため。また、8日には東京税関に輸入差し止めを請求している。
東元グループの日本法人を相手取った請求で、訴えが認められれば、対象機種の国内での販売は禁止される。
対象機種はイオングループがジャスコなどで販売している20V型液晶テレビ。イオンがTECOと共同企画した商品で、独占的な輸入販売を行なうことで低価格を実現している。直販価格は79,800円。なお、シャープなど国内メーカーの20V型の実売価格は、量販店で15〜17万円台が相場となっている。
TECOブランドの液晶テレビとしては他にも27V型、30V型がイオンで販売されており、シャープはこれらについても「特許侵害が見つかった場合は請求を申し立てる」としている。(impress Watch)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040610-00000020-imp-sci