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子どもが「不適切」なウェブサイトにアクセスするのを防いでいるか、18歳以下の子を持つ親に尋ねたところ、約3分の1は何も制限していなかった。情報セキュリティー会社「シマンテック」が10日、こんな調査結果を発表した。15歳以上の男女1000人を対象に5月上旬、ネット上で行った調査だ。
「不適切サイト」にはわいせつ画像や残虐画像、違法売買を扱うサイトなどが考えられるが、18歳以下の子どもの親361人に、例示なしで「不適切サイト」への接続防止策を聞いたところ、36%が「特に何もしていない」と答えた。「親のいるときだけインターネットを利用させる」(23%)が次ぎ、接続サイトを自動的に制限するサービスやソフトの利用者は18%だった。
子どもが見るサイトについては、63%が「接続先を知っている」と答えた。小学生の子どもがいる親に限ると7〜8割が「接続先を知っている」とし、不適切サイト対策は「親のいるときだけ利用させる」が38%で最も多かったが、「対策なし」も35%だった。
同じ調査では、インターネット利用者がどんなことに不安を感じるかも尋ねた。個人情報の流出、ウイルス感染などが9割弱と、不正アクセスや迷惑メール(各約5割)などを圧倒する一方で、ウイルス対策ソフトを必ず定期更新する人は全体の6割にとどまった。
(06/10 22:36)