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長崎県佐世保市の大久保小学校で6年御手洗怜美(みたらい・さとみ)さん(12)がカッターナイフで切られて死亡した事件で、家裁送致された同級生の女児(11)が、怜美さんのホームページ(HP)のIDとパスワードを「知っていた」と県警に説明していたことが分かった。女児は「怜美さんのHPに『ぶりっこ』などと書かれ、この世からいなくなれと思った。『やめて欲しい』と書き込んでも続けたので、自分で消した」と説明しているという。
県警は、仲間うちでパスワードなどを教え合っていたのではないかと推測しているが、やりとりの内容は女児の説明によるもので、HP上では確認していない。
女児はほかに、怜美さんが作ったHP上のキャラクターも消すなどしたらしい。怜美さんは事件の2日前、自分のHPに「荒らしにアッタんダ。マァ大体ダレがやってるかワかるケド」「ほっとけばいいや。ネ。ミンナもこういう荒らしについて意見チョーダイ」(原文のまま)と、女児を意識したとみられる書き込みをしていた。
また、長崎県教委の調査で、女児が事件の1週間前、校内で同級生の男児にカッターナイフを振り上げていたことが分かった。この男児は学校側に「本を読んでいたところをのぞきこんだら、女児がカッターナイフを振り上げた」と説明したという。刃が出ていたかどうかは分かっていない。
(06/10 22:06)