2004年06月08日(火) 18時28分
架空請求で苦情が7倍超 携帯などの有料サイトで(共同通信)
総務省は8日、携帯電話や電子メールで、利用した覚えがない有料アダルトサイト情報料などとして、高額な請求をされる架空料金請求トラブルに関する苦情・相談が、2003年度に4119件に上り、前年度に比べて7・4倍に急増したと発表した。
同省の電気通信消費者相談センターで受け付けた苦情・相談数は、前年度比17・4%増の8796件。このうち、架空料金請求トラブルが全体のほぼ半数を占める形となった。2番目はADSL(非対称デジタル加入者線)サービス関係の360件、次いで迷惑メール関係の223件。
悪質業者がアダルトサイト、ツーショットダイヤル、出会い系サイトなどの利用料を多人数に無作為に架空請求するケースが増加しており、総務省は「手口が多様化・巧妙化し、トラブルは減少の兆しを見せてない」と注意喚起している。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040608-00000180-kyodo-bus_all