2004年06月05日(土) 21時12分
<小6同級生殺害>弁護士が女児と面会 変わった様子なく(毎日新聞)
長崎県佐世保市の小6同級生殺害事件で、家裁送致された女児(11)の付添人、川添志弁護士は5日、長崎市橋口町の長崎少年鑑別所で女児と面会した。面会後、取材に応じた川添弁護士によると、女児はこれまでと変わった様子はなく、受け答えもきちんとしていたという。
面会時間は午後1時から約1時間。事件のことは聞かず、学校生活の話をしたという。川添弁護士は「前回(3日に)面会した時よりもしっかり会話ができたと思う」と語った。
川添弁護士が「1学年1クラスで(クラスメートは)ずっと一緒だったの」と聞くと、女児は「転校生などの入れ替わりがあったから、16人ぐらいがずっと一緒だった。幼稚園から一緒の子もいる」と答えたという。
また、記者から「4日に両親と面会したことについての女児の感想は」との質問が出たが、川添弁護士は「特にコメントはなかった」と話した。【松本光央】
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大久保小の裏門に5日、怜美さんの冥福を祈る献花台(幅約180センチ、高さ約70センチ、奥行き約50センチ)が設置された。「怜美さんのために花を持って来てくれる人がいる」と、児童の保護者らが学校側の了解を得て設けた。
娘を連れて献花に訪れた同小卒業の男性(35)は「まさか母校でこんなことが起こるとは思わなかった。せめて花束だけでもと思った。他の子もつらいだろうが、早く立ち直ってほしい」と話していた。(毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040606-00000055-mai-soci