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女児は一カ月ほど前、同市内のレンタルビデオ店で同映画の第二作を借りていたことが県警の調べで判明。五年生のときの文集には好きな本として原作を挙げていた。
加害女児が自分のHPで自作小説を公開したのは五月上旬。登場人物は男子十八人、女子二十人の構成で、女児のクラスと同じ。日本刀などを使い「十五人の級友を殺しまくった」などと書かれている。「御手洗」という名字の少女も登場する。
女児は学習ルームで怜美さんをいすに座らせ、後ろから手で目隠しする形で、首をカッターナイフで切り付けていた。県警は、インターネット上のやり取りで殺意を募らせ、この映画を参考にして殺害に及んだ可能性が高いとみている。
映画は政府に集団で拉致され、無人島に連行された中学三年の級友四十二人が武器を与えられ、最後に生き残った一人が島を出られるというルールで殺し合う物語。女子生徒が別の女子生徒を羽交い締めにして首をかまで切るなど、刃物を使った殺人場面が数回ある。十五歳未満の鑑賞が禁止され、凄惨(せいさん)な殺人シーンの青少年への影響が社会問題化した。
警視庁が摘発した東京都大田区の区立中学で二月に放送室などが占拠されるなどした事件は、逮捕された少年らが「バトル・ロワイアル」のテーマ音楽を放送室から流しており、事情聴取に「見て感動したから」と供述していた。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20040605/eve_____sya_____000.shtml