2004年06月04日(金) 12時32分
<井上担当相>佐世保事件「元気な女性多くなった」と発言(毎日新聞)
長崎県佐世保市の小6同級生殺害事件をめぐり、井上喜一防災担当相は4日の閣議後会見で、家裁送致された加害者が女児(11)だったことについて「どこの社会も元気な女性が多くなってきたということですかな」と発言した。加害女児を「元気」と表現したことは今後、論議を呼びそうだ。
井上担当相はさらに「(加害児童は)女ですからな。男がむちゃをやってということはあったかも分からないけど、女の子(のこうした事件)は初めてじゃないか」と述べ、「最近はもう男、女の差がなくなってきたんだね」と感想を漏らした。
細田博之官房長官は同日の会見で、「事件の深刻さに比べて軽い発言ではないか」との質問に、「そうですね」と適切さを欠くことを認めた。そのうえで「男性か女性かというようなことはあまり本質的な議論であるとは思わない」と述べた。
■井上防災相の発言は次の通り。
しかも(加害児童は)女ですからな。女の子だからね。これは従来の考え方をある意味で覆すことになる。男がなんか無茶をやって、ということはあったかも分からんけど、女の子(の事件)は初めてじゃないですか。今まであったかね。最近は男、女の差がなくなってきたんだね。まあ、元気な女性が多くなってきたということですかな、総じて、どこの社会も。(毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040604-00001049-mai-pol