2004年06月04日(金) 20時33分
「おれおれ詐欺」容疑で2被告を追送検 被害総額9千万円に−−徳島東署 /徳島(毎日新聞)
「おれ、おれ、分かる」などと見知らぬ女性に電話をかけ、愛人契約を持ち掛けて現金をだまし取る詐欺事件で、徳島東署は3日、京都市伏見区深草飯食町、無職、西川晋(36)▽奈良県大淀町土田、同、安澤功(47)の両被告=ともに窃盗・詐欺罪で公判中=を、窃盗と詐欺の疑いで徳島地検に追送検した。これまでに立件された被害は17府県で88人、総額約9200万円に上っている。
調べによると、2被告は00年1月〜03年2月、神戸市内の20代の会社員女性など4人を、知人を装った電話で同市内のホテルなどに呼び出し、「愛人契約を結べば、30万円を銀行口座に振り込む」などと持ち掛けた。その際、「振込手続きに必要」とキャッシュカードをだまし取り、聞き出した暗証番号を使って、4人の口座から現金計約200万円を引き出した疑い。【小野沢健一】(毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040604-00000005-mai-l36