2004年06月04日(金) 21時17分
<先物取引>強引な取引勧誘の2社に行政処分 農水省(毎日新聞)
農林水産省などは4日、先物取引会社「ローズ・コモディティ」(本社・大阪市西区)と「東陽レックス」(同・東京都中央区)の2社に対し、顧客への強引な取引勧誘など商品取引法に違反する行為があったとして、ローズに受託業務停止5日間(14日から)と業務改善命令、東陽に受託業務停止2日間(同)の処分を行った。
顧客からの苦情などに基づく両省の立ち入り検査で違反が確認された。農水省によると、ローズは委託証拠金の返還を求めた顧客に対し、追加取引を勧めて返還を遅らせたり、取引終了の意思を伝えた顧客に継続取引を勧めるなどの違反行為を行っていたという。また、東陽は顧客から委託証拠金を受け取る前に取引を行うなどの違反行為があったという。【望月靖祥】(毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040605-00000072-mai-bus_all