2004年06月03日(木) 20時07分
東京ゼネラル社長、公的弁済機関が偽造容疑で告発(読売新聞)
監督官庁への虚偽報告で社長らが逮捕された商品先物取引大手「東京ゼネラル」が、銀行の通帳明細のコピーを偽造し、公的弁済機関の社団法人「商品取引受託債務補償基金協会」(東京都中央区)に提出していた問題で、同協会は3日、有印私文書偽造・同行使容疑で、同社社長の飯田克己容疑者(66)らに対する告発状を東京地検に提出した。
告発状などによると、東京ゼネラルは、破たんなどで顧客に資産を返済できなくなった場合、同協会に代わって弁済してもらう契約を締結。ところが、2000年5月から2002年8月まで計16回、顧客資産を信託した口座の通帳の写しを偽造、信託額を約29億円水増しして提出していたという。(読売新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040603-00000312-yom-soci