2004年06月03日(木) 11時42分
「征伐隊」実行役に実刑 オウム道場銃撃など3件(共同通信)
一連の征伐隊事件のうち、オウム真理教(アーレフに改称)大阪道場など3件の銃撃で銃刀法違反などの罪に問われた日本刀愛好団体「刀剣友の会」メンバー服部達哉被告(40)に対し、東京地裁は3日、懲役7年(求刑懲役10年)の判決を言い渡した。
大島隆明裁判長は「計画的で組織性が強く、民主主義を否定する自分勝手な犯行に酌量の余地はない。3件のうち1件は被告が発砲するなど重要な役割を果たしており、責任はかなり重い」と述べた。
一連の事件で起訴された14人のうち、銃撃実行役の判決は初めて。
判決によると、服部被告は刀剣友の会会長村上一郎被告(55)=公判中=らと共謀。2003年6月13日夜、オウム真理教大阪道場に発砲したほか、同月27日夜には広島県教組、同年8月23日夜には岡山市の朝銀西信用組合本店を銃撃した。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040603-00000107-kyodo-soci