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政府は同日、個人情報保護に関する関係省庁の会議を開催。情報通信、医療、金融など分野別の対策を担当省庁が今夏をめどにまとめ、公表する方針を決めた。
罰則規定については、情報通信を担当する総務省を中心に、法務省や経済産業省も協力して、年内に具体案をまとめる。
ソフトバンクBBの情報流出事件では元社員の関与が明らかになっているが、現在の法律では、従業員が情報をコピーするなどして持ち出しても罪に問われない。
米国では「情報窃盗罪」の規定があり、最高二十五万ドルの罰金や五年未満の禁固に問われる。ただ、具体的な罰則をどうするかや、現在の電気通信事業法を改正するか、新たに法律を作るかなど検討する課題は多く、総務省は関係省庁との協議を急ぐ。
政府は四月に「個人情報の保護に関する基本方針」を閣議決定。各省庁は方針に基づきガイドライン作りや、個別法の制定に取り組んでいる。
共同通信が四月に実施したアンケートでも、主要企業の64・8%が、情報流出にかかわった人に対し「罰則強化が必要」と回答しており、企業サイドでも対策強化を求める声が増えている。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sei/20040602/mng_____sei_____003.shtml