2004年06月02日(水) 00時00分
消費者相談件数 過去最高を更新(朝日新聞・)
03年度中に県消費生活センターに寄せられた消費者相談の件数が、1万599件と前年度のほぼ1・5倍に増え、過去最高を更新した。インターネットで、よく分からないままに有料サイトに接続したり、会員登録したりして、不当な接続料を請求されるネット関係のトラブルが急増しているためで、同センターで注意を呼び掛けている。
同センターは件数増の原因について「メール、はがきなどを使った大量で一方的な請求が増えたことによる」と分析している。中でもインターネットなどの通信サービスに関する相談は、4038件と前年度の3倍あまりに上った。
そのほとんどが携帯電話のサイト利用に関する相談だという。携帯電話に届いたメールを開くとアダルトサイトへの入会画面につながり、規約を読むつもりで決定ボタンを押したら電話でしつこく接続料を要求されるようになった、という事例もある。
このほか最近目立つのは、一般消費者だけでなく公的機関や会社を狙った悪質な商法。出入りの業者が消火器の定期点検に来たかのように装い、詰め替えや点検の契約を結ぶ手口が目立つ。
同センターでは「言われるままにサインせず、業者名や契約内容を確認してほしい」と話している。
(6/2)
http://mytown.asahi.com/wakayama/news02.asp?kiji=1941
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