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冨安容疑者が侵入したサーバーコンピューターの接続用IDやパスワードは、サービス運営会社「ソフトバンクBB」が二〇〇二年末から事件が発覚した今年二月まで変更していなかった。
調べでは、冨安容疑者が侵入したのは、システムの異常発生時に使う保守用サーバーで、〇二年に起きたトラブルをきっかけに設置され、深夜に保守委託業者の社員が社外から接続し、修復作業を行っていた。
このサーバーにアクセスするには、IDやパスワードなど五種類の情報が必要だが、同じIDやパスワードで保守用サーバーから顧客情報などが保存されていたデータベースにもアクセスが可能だった。
IDやパスワードは委託業者の社員や退職者ら百人近くが知っていたという。
冨安容疑者は、保守サーバーからデータベースに侵入しており、顧客情報のほかに決算情報なども閲覧していた可能性がある。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20040531/eve_____sya_____004.shtml