2004年05月31日(月) 22時01分
孫の名で1300万円詐取=80代女性が被害−新潟・佐渡(時事通信)
新潟県佐渡市の80代の無職女性が孫の名をかたって「借金ができた」という電話を信じ、約1300万円をだまし取られていたことが31日、佐渡東署の調べで分かった。同署は新手の「おれおれ詐欺」事件とみて捜査している。
調べによると、女性宅に25日正午ごろ、孫を名乗る男の声で「母が友達の保証人になり、代わって借金を返さないといけない」と電話があった。途中、「おやじに代わる」と「長男」も電話口に出た。女性は孫の本名を聞いて信用し、指定された郵便局の口座に約300万円を振り込んだ。
26、27日にも同じ男らから「まだ借金がある」と電話があり、女性は同じ口座に500万円ずつ振り込んだ。女性が不審に思い、長男に確認したところ、電話していないことが分かった。 (時事通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040531-00000185-jij-soci