2004年05月31日(月) 00時28分
恐喝未遂で2人逮捕 元契約社員からパスワード(共同通信)
インターネット接続サービス「ヤフーBB」の約460万人分の顧客情報が流出した事件で、警視庁捜査1課は30日、サービスを運営するソフトバンクへの恐喝未遂容疑で、東京都新宿区早稲田町、無職冨安泰生(24)と、文京区本駒込、森琢哉(35)の両容疑者を逮捕した。
冨安容疑者は、ハッカー仲間だった元ソフトバンク契約社員(30)からパスワードなどを入手し、外部のパソコンから関連会社のコンピューターに不正に接続した実行犯とされるが、「恐喝行為に当たるとは思わなかった」と容疑を否認しているという。森容疑者は容疑を認めている。
ソフトバンクはこれまで「外部から侵入して盗み出された可能性は低い」としていたが、侵入は容易だったことが明らかになり、大量の個人情報を扱う企業の情報管理のずさんさがあらためて批判を浴びそうだ。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040531-00000003-kyodo-soci