2004年05月31日(月) 13時17分
開発者の東大助手起訴 ウィニー著作権法違反(共同通信)
ファイル共有ソフト「Winny(ウィニー)」を開発、ゲームや映画ソフトなどの違法コピーを容易にしたとして、京都地検は31日、著作権法違反ほう助の罪で東京大大学院情報理工学系研究科の助手金子勇容疑者(33)=東京都文京区=を起訴した。ファイル共有ソフト開発者の起訴は初めて。
金子被告は2002年4月、インターネットの掲示板で、利用者の特定が難しいファイル共有ソフトの開発を宣言。ウィニーを開発し、自分のホームページに公開。
昨年9月、群馬県高崎市の自営業者と松山市の少年がウィニーを使い、著作権者に無断で映画やゲームソフトを不特定多数が違法にダウンロード可能な状態にするのを助けたとされる。
利用者の要望に応えて公開から2年間で、200回以上も改良を重ねていたという。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040531-00000109-kyodo-soci