2004年05月31日(月) 17時56分
被告も違法コピーに使用 ウィニー起訴で京都地検(共同通信)
ファイル共有ソフト「Winny(ウィニー)」の開発者で東京大大学院情報理工学系研究科の助手金子勇被告(33)を著作権法違反ほう助罪で起訴した京都地検は31日午後の会見で「ウィニーは大半が違法コピーに使われ、被告自らも違法コピーにしか使っていない」などと指摘した。
会見した高田明夫次席検事は「逮捕前の金子被告の供述や、インターネットの大手掲示板『2ちゃんねる』に金子被告が書き込んだ内容、ウィニーの改良を繰り返していることなどを総合し、ほう助の犯意を認定した」と起訴に踏み切った理由を説明。
金子被告は拘置理由開示の法廷で「ウィニーを犯罪に使えと言った覚えはない」と否認したが、現在は取り調べに対し、黙秘しているという。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040531-00000163-kyodo-soci