2004年05月30日(日) 23時32分
ヤフーBB情報流出事件、ネット侵入の2人を逮捕(読売新聞)
インターネット接続サービス「ヤフーBB」の加入者情報流出事件で、警視庁捜査1課と久松署は30日、ソフトバンク・グループから約460万人分の加入者情報を持ち出して恐喝グループに渡していたとして、東京都新宿区早稲田町、職業不詳冨安泰生容疑者(24)ら2人を恐喝未遂容疑で逮捕した。
冨安容疑者は、東京・歌舞伎町付近のインターネットカフェからインターネットを経由してソフトバンクのデータベースに侵入、情報を持ち出していたという。
ほかに逮捕されたのは、右翼団体幹部森洋被告(67)(恐喝未遂罪で公判中)の娘婿で、文京区本駒込3、無職森琢哉容疑者(35)。
調べによると、冨安容疑者は今年1月上旬ごろ、同社のデータベースに侵入し、加入者情報を勝手に持ち出して、ソフトバンク側から10億—20億円を脅し取ろうとした疑い。
森容疑者は容疑を認めているが、冨安容疑者は「(情報が)恐喝に使われるとは思わなかった」と容疑を否認している。冨安容疑者は、ハッカー仲間を通じて、ソフトバンク・グループのサーバーにアクセスできる同グループの元派遣社員(30)と知り合いになり、パスワードなどを知ったらしい。
ヤフーBB流出 ネット侵入2人逮捕 恐喝未遂容疑 元派遣社員からパスワード(読売新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040530-00000113-yom-soci