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■指摘受け、調査委設置
また同センターは女性の家族に、手術について事前に十分な説明をせず、手術後も今月二十一日まで知らせていなかった。インフォームドコンセント(説明と同意)の必要性がうたわれる中で、家族は強い憤りを表しているという。
同センターの説明によると、この女性は昨年七月下旬、脳内出血を起こし、軽い意識障害と半身まひの状態で運ばれた。
翌日、頭に一センチほどの小さな穴を開け、内視鏡と吸引管で血腫を除去する手術を実施。三時間で終了したが血腫を取りきれず、女性は意識不明となった。あらためて開頭手術をしたが、後遺症が残った。
執刀したのは脳神経外科医四人のうち、最も若い三十歳代の男性医師。手術後、同センターは執刀医らに聞き取りし、「手術に問題はなかった」と結論づけた。
しかし昨年十一月、他の医師から問題点を指摘されたため、内部の調査委員会を設置。外部の専門医二人に意見を求めたところ、一人が「ビデオを見ると執刀医が不慣れな様子。部分麻酔で長時間の手術を行ったことにも疑問がある」と指摘。
このため、あらためて外部の有識者による調査委員会を設置。六月初旬から検討を始め、九月ごろに結論が出るという。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/kgw/20040528/lcl_____kgw_____000.shtml