2004年05月28日(金) 10時07分
Microsoft、『XP SP2』リリースに3億ドルを投入(japan.internet.com)
Microsoft (
NASDAQ:MSFT ) は、『Windows XP Service Pack 2』(XP SP2) のリリースに際し、3億ドルの予算を投じる計画だという。
セキュリティ重視で、今週開催の『TechEd』会議でも高い注目を集める XP SP2 は、Microsoft の『Windows Update』サイトから「重要な」更新としてダウンロードできるようになるほか、OME およびコンピュータ小売業者との契約の一環として、出荷するすべての PC 新製品に搭載される予定だ。
同社 Developer Group の製品マネージャ Tony Goodhew 氏は、internetnews.com の取材に対し、3億ドルのキャンペーン予算の大部分は、OME と協力して PC にサービスパックをインストールするのに充てると語った。「CompUSA や BestBuy といった小売業者とも協力し、アップグレード前に店舗へ出荷されたものも含め、すべての新品マシンに SP2 をインストールするつもりだ」と Goodhew 氏は述べた。
「店頭に並ぶ PC すべてに、あらかじめ SP2 が入っているのが理想だ。アップグレードせずに小売業者へ出荷されたコンピュータについては、消費者への販売時にインストールを行なう。PC を買いに来た消費者は、SP2 がインストールされた状態で持って帰ることができる」
SP2 では、『Windows XP』のセキュリティシステムと基礎を徹底的に見直している。TechEd で SP2 の機能を紹介した Goodhew 氏によれば、マーケティング キャンペーンの一環として、SP2 導入を検討している企業顧客へのトレーニングも行なうという。
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