2004年05月27日(木) 21時25分
兵庫でも不審なはがき 「国民年金センター」名で(共同通信)
実在しない「国民年金センター」名で「国民年金未納のお知らせ」などとする不審なはがきが、兵庫県内の国民年金加入者宅に15通送られていたことが27日、兵庫社会保険事務局の調べで分かった。
同事務局によると、官製はがきに縦書きで「国民年金未納についてお話がございます。早急に先の番号までご連絡下さいますようお願いいたします」などと記され、東京都内の電話番号があった。26日の川崎市内の消印だったという。
受け取った加古川市の30代の女性が電話をかけると、男性の声で「年金保険料に未納期間があり、振り込んでほしい」と金融機関の口座番号を指定された。女性は振り込む前に同事務局に連絡。職員が同日午後、同じ番号に電話すると既に不通になっていたという。
社会保険庁によると、西日本では滋賀、奈良、島根、山口、福岡の各県でも同じ団体から同様のはがきが加入者に届けられたという。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040527-00000332-kyodo-soci