2004年05月27日(木) 20時59分
偽の身障者手帳で携帯契約 神奈川で4月以降60件(共同通信)
身障者手帳を偽造し、携帯電話の基本料金が半額になる身障者割引サービスを受ける違法契約が、横浜市などで相次いでいることが27日、分かった。同市は県警への告発も検討している。
NTTドコモ(東京)によると、偽造した横浜、川崎両市の身障者手帳を利用した違法契約は、4月以降約60件。
横浜市は、不審な手帳が同社の横浜市内の支店で使われているとの情報を基に、同社が保管する契約書類を調査。手帳交付者の氏名と住所が一致しないなど、偽造が分かった。写真はいずれも男性で別人だった。
NTTドコモによると、サービスが始まった昨年8月から、偽の身障者手帳を使った契約がみられたという。同社は「善意のサービスが悪用され遺憾だ。契約時のチェック強化など対策を講じたい」と話している。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040527-00000314-kyodo-soci