2004年05月27日(木) 20時37分
勤務実態なく給料受給 首相一転、認める(共同通信)
小泉純一郎首相は27日の参院イラク復興支援・有事法制特別委員会で、自身が1970年から約4年半不動産会社社員として厚生年金に加入していたことに関連し、勤務実態がなかったにもかかわらず給料を受け取っていたことを認めた。
民主党の斎藤勁氏が「勤務実態がないのに厚生年金が適用されるのか」と追及。社会保険庁側は「適用は常用的雇用関係が前提だが、就労形態、職務内容はケース・バイ・ケース」と問題はないとの見解を示した。だが民主党内には「(厚生年金を受け取れば)詐欺行為ではないか」(幹部)との批判が出ている。
首相は26日の参院本会議では「勤務実態がなかったということはない」としていたが、一転して「(社長は)『あんたの仕事は選挙で当選することだ』と。実にいい社長でしたねえ、『会社なんか来なくていい』と言うんだから」と開き直った。(共同通信)
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