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パソコンのファイル交換ソフトを使って音楽などのデータをやりとりし、著作権を侵害したとして損害賠償の支払いを求めるはがきが、東日本の多数の個人に一方的に送りつけられていることが27日、わかった。差出人側は、日本レコード協会(東京都中央区、会員41社)の委託を受けて賠償を請求するとしているが、同協会は「委託した覚えはない」として、注意を呼びかけている。
協会によると、はがきの受取人に対して「(ファイル交換ソフトを使った)違法な音楽データのやりとりが確認されました」と指摘する文面で、「著作権及び著作隣接権の侵害行為」に対する損害賠償として42万8000円を請求をしているという。
請求者として、東京都港区内の住所と会社名、携帯電話番号が記されているが、協会の会員会社ではなく、協会がその番号に電話をすると、相手方は「何の話か知らない」と答えたという。
協会にはこの日だけで北海道や岩手、山形、埼玉各県などから30件を超す照会があり、すでに請求額を振り込んでしまった人もいたという。
(05/27 21:34)